セカンドオピニオンとの違い
セカンドオピニオンとは
「セカンドオピニオン」とはどのようなものなのでしょうか?「抜歯するしかないですね。」といわれ、「本当に抜歯しかないのだろうか?」とか、「インプラントにしましょう。」といわれ、「本当にインプラントにすべきなのか?」など、歯科治療を受ける際に、様々な疑問が浮かぶ場合がありますが、このような時に、今の歯科医院とは別の歯科医院の歯科医師に相談し、その意見を参考にするのが「セカンドオピニオン」です。
セカンドオピニオンは、欧米では当たり前のものとなっていますが、日本ではまだまだ利用する患者様は少ないようです。特に歯科においては、その歯科医院、歯科医師により得意分野にも違いがあったりしますので、提案される治療法も、治療方針も大きく変わったりするという特徴があります。このようなことから、「最もご自身で納得のいく治療を受けたいと考えた際に、複数の歯科医院を受診し、それぞれの歯科医師の意見を聞き、歯科医院を選ぶ」といったことがセカンドオピニオンなのです。
セカンドオピニオンの受診方法
セカンドオピニオンの受信方法として、「自分の考えと同じ先生を探す」というものではないことを理解しておきましょう。例えば、どうしても歯を抜きたくないといった場合には、心情的に、「抜かなくてもいいですよ」という歯科医師に出会いたいものです。しかし、抜いたほうが良い場合もあるのです。抜かなければ口腔内に悪影響を及ぼす場合があるからです。つまり「適切な治療方法に対して納得する」ためのものでもあるのです。
セカンドオピニオンの手続きについて
現在受診している歯科医院の先生にセカンドオピニオンの紹介状が欲しい旨をお伝えください。その後、紹介状・レントゲン写真などを用意してもらい、セカンドオピニオンにかかろうと思っている歯科医院を受診してください。
セカンドオピニオンの費用について
セカンドオピニオンは、健康保険適用外の自由診療です。 30分でいくら、1時間でいくらなど歯科医院によってまちまちです。条件などご自身にあった歯科医院を選びましょう。
歯科医療カウンセリングとの違いについて
歯科医療カウンセリングとセカンドオピニオンは一見同じようにも感じますが、当院では明確に区別しています。セカンドオピニオンでは、相談に行きそのまま治療となるケースも多いようですが、歯科医療カウンセリングでは、あくまでも「中立」な立場から適切なアドバイスをさせていただきます。そのまま当院で治療することを前提としていないのです。つまり歯科医療カウンセリングでは、その歯科医師の得意としている分野への誘導は一切ありませんし、患者様お一人おひとりの状態をしっかりと把握したうえで、最も良いと思われる治療をお伝えします。また、現在提案を受けている治療のメリットデメリットもご説明させて頂きます。つまり歯科医療カウンセリングでは、カウンセリングから治療に流れていくことが無いため、本当に「中立」な立場からの意見を聞くことができるのです。
歯科医療カウンセリングの費用について
歯科医療カウンセリングは健康保険適用外の自由診療です。
1回 〇分 〇〇〇〇円